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1989年に慢性心不全に対する「温熱療法」として開発された、「和む・温もり」療法です。
特に、様々な難治性疾患で苦しんでおられる方々や、骨関節障害・脳血管障害などを合併して運動ができない方に有用です。
一般的な「和温療法」は、「室内を均等の60℃に設定した遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を15分間温めて、サウナ出浴後さらに30分間の安静保温を追加して、最後に発汗に見合う水分を補給する治療法」です。ヒトの体の深部体温は、60℃・15分間の乾式サウナ浴で0.8 ℃ ~1.2 ℃ 上昇します。この約1.0 ℃深部体温の上昇が全身の血液循環を促進し安全で副作用のない治療法として注目されています。
当院では発汗を促す効果よりも、じんわりと身体を温めることを体感していただくことを目的としています。 といのも体の芯から温まると、ゆったりとした気分になり、それがあらゆる諸症状に効果的なのです。 まだ、和温療法を取り入れているクリニックは少ないですので、この際体験してみてはいかがでしょうか。
「経鼻的持続陽圧呼吸療法」といいます。
寝ている間に専用のマスクをつけ、
外気を取り込み加圧した空気を鼻から送り込むことで、睡眠中の無呼吸を防ぎます。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に一時的に呼吸が止まる無呼吸状態を繰り返す病気です。 無呼吸になると身体が低酸素状態となり、放っておくと、眠気や頭痛に悩まされるほか、心臓や血管、脳に負担がかかるため、心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる病気になることがあります。
シーパップは、鼻部分に装着するマスク、ホース、加湿器といった機器で構成された機器です。マスクをバンドで鼻に固定し、空気を気道に送り込みながら睡眠をとります。 ホースによって本体機器とつながっているマスクを、バンドで固定しながら鼻に装着し、そのまま就寝します。睡眠中、絶えず本体機器から空気を送り込むことによって、物理的に上気道が塞がれるのを防ぐ仕組みです。
CPAPを使用した翌朝か数日後には、いびきや無呼吸などの症状が改善し、睡眠の質量が上がったと感じる人は多いです。特に重症の患者さんほど、効果をはっきりと実感するようです。